今年1月、経団連が「日本型雇用システム」の見直しを促す経営労働政策特別委員会報告を公表しました。日本型雇用システムとは、主に「新卒一括採用」「終身雇用」「年功型賃金」の3つのことを指します。これらの制度には会社に長く貢献してくれる社員を育てるメリットがありますが、現在ではグローバル競争に耐えうる優秀な人材の確保を阻んでいるなどのデメリットも生まれていると言われています。