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ママの37%が「公園が荒れている」…負のスパイラルを断ち切るには?

仕事

2020.04.04

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vol.26 荒れる公園

育児、仕事、家事、社会のこと、ママたちが普段気になっていることをCHANTOモニターに大調査!ママたちの「どうして?」を「なるほど!」に変える記事をお届けします。vol.26は「荒れる公園」についてです。

 

先日、SNS上で公園についてのある投稿が話題に。「危ないから」という理由で遊具を撤去しボール遊びを禁止した結果、子どもが集まらなくなり、公園から人がいなくなったというコメントが、草が生え荒れてしまった公園の写真と共にアップされました。この投稿に「私の周りも遊具が無くなっていき遊べない公園がある」という現状を危ぶむ声や、「危ないからという理由で禁止するのではなく安全に遊ぶ方法を教えなくてはいけないのでは」と公園の使用についてのさまざまな意見など数多くの反響が集まっています。

 

普段、子どもたちと公園を利用する機会の多いCHANTOモニターのみなさんと公園について考えました。

子どもが消えた公園に不審者や虫が増えさらに立ち寄り難く…

最初に「近所に、使用者がなく放置される公園はありますか?」と質問しました。結果は、「いいえ」63%「はい」37%という回答に。地域によって差はあるのかもしれませんが、4割近くは放置されている公園を身近に感じているということになります。

 

次に「利用される公園・されない公園があるとしたらその差は何だと思いますか?」と聞いたところ、1位「整備・管理されていない」(32票)、2位「遊具の種類」(28票)、3位「遊びに制限がかかっている」(20票)という順になりました。安全であるかないか、遊びやすいかそうでないか、保護者としては気になる点が公園の利用の差に現れているといえるでしょう。

 

では、公園についてママたちはどういった不満を覚えているのでしょうか?「親世代として感じる公園に対する不安・不満を教えてください」と尋ねました。

 

最多だったのは、やはり「遊具が少ない」「ボール遊びや自転車の使用が禁じられている」と子どもの遊びやルールが制約されているという不満です。子どもの安全や近隣の住民の苦情などにより禁止の事項が多く、本来自由に遊べる空間であるはずの公園で自由に遊べない、本末転倒の状況となっています。

 

コメントの中には「子どもの求める公園を作って欲しい」という根本的な解決を望むものがありましたが、23区の中には子どもの陳情を受け公園の利用条件を見直したところがあります。公園の利用者たる我々の声で行政が改善に乗り出してくれることもある好例と言えるでしょう。

 

子どもたちが遠ざかった結果、「お年寄りが占拠して長時間ゲートボールなどを行っていて子どもが遊びづらい」とみんなが使える場所であるはずの公園が公平に使えなくなっているなど、更なる問題も発生しています。

さらに「昼間から不審な人がうろうろしていて利用しにくい」「酔った大人がベンチに座っていて怖い」など不審者や虫などが増え安全面・衛生面での問題も。「心配なので全ての公園に防犯カメラを設置して欲しい」という意見もあり、そうした設備の設置も考えるべきタイミングなのかもしれません。

 

人が来なくなることで、さらに別の問題が生まれてきている公園の問題。地域によっては、管理や掃除などを近隣の高齢者が町内活動やボランティアで行っており、参加する人がいなくなってきているためますます公園が荒むというところもあります。普段公園を利用する我々や子どもたちも、清掃やボランティアに加わる、行政に声をあげるなど公園を維持するアクションに積極的に参加していくことが解決の一端となるのではないでしょうか。「公園はあって当たり前」ではなく、子どもたちが安全に楽しく遊べる環境をどう守っていくのか、親の私たちも真剣に考えるべき時が来ています。

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取材・文/阿部祐子 イラスト/児島衣里

©️CHANTO調べ 調査期間:2019年12月23日〜2020年1月4日 調査対象:CHANTOモニター111
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