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85%もの人が実感。ロールモデルなき共働き世代に起こる「共疲れ」

仕事

2020.02.08

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vol.23 共働き夫婦の「共疲れ」

育児、仕事、家事、社会のこと、ママたちが普段気になっていることをCHANTOモニターに大調査!ママたちの「どうして?」を「なるほど!」に変える記事をお届けします。vol.23は「共疲れ」についてです。

 

共働き家庭が一般的になり、夫婦で家事分担しているために夫も妻も日々の生活に疲弊してしまう「共疲れ」が増加しています。パナソニックが2017年より行っている30・40代夫婦のライフスタイル調査によると、2017年と2019年の結果を比較すると夫婦間の家事分担意識と分担の実績は増えているにも関わらず、「余裕・ゆとりが減った」と感じる人が増えていることがわかっています。その理由には、分担で増えた時間で他の余分な家事をこなしたり、丁寧に家事を行ってしまい疲れてしまう…という背景があるようです。

 

今回はこの「共疲れ」について、CHANTOモニターのみなさんに聞きました。

疲労困憊の理由は、終わりがない・正解がない家事のせい…


では、実際にどれくらいの人が共疲れを感じているのでしょうか?

「共疲れを実感することはありますか?」の問いに答えてもらったところ、「よくある」が42%、「ときどき」が43%と合計85%ものママが日常的に共疲れを感じていることがわかりました。

 

「保育園のお迎えは私、送りは夫。帰ってからご飯は私、お風呂は夫。片付けは私、寝る準備子どもの寝かしつけ夫。最後に2人で洗濯だがその頃には2人ともへとへとです」と分担することにより、2人とも限界まで疲れ切ってしまうというコメントや、「お互い自由な時間もないことで心に余裕もないためにカリカリしてしまう。共に仕事のストレスが発散できない」というコメントがありました。仕事と家事で追い立てられ、疲れをとる時間もない現状がわかります。

 

またギリギリで日々のタスクを回しているため、子どもや夫婦どちらかの体調が崩れたりする不足の事態が起きると家事が回らなくなり、イライラしてしまうという意見も多くありました。

 

次に「共疲れの根本的な原因はなんだと思いますか?」と尋ねました。

その結果、「自分にも夫にも完璧を求めすぎ」が16票、「家事・育児はやることが多い」14票、「時間がない」11票が上位に上がっています。多くのママが、仕事が忙しく家事をする時間がない中で、自分にも夫にもそれ相応のレベルの家事を求めていることが原因ではと分析していました。また、家事・育児はやろうと思えば際限なくできてしまうためついついやりすぎてしまうという回答もありました。

 

我々の親世代は、専業主婦が多かった時代。共働きのロールモデルとなる家庭は少なく、私たちも無意識に親世代のモデルを目指し「家事や育児を完璧にしなくては」という強迫観念に囚われているのかもしれません。家事・育児はやることに上限がなく、タスクは無限に生み出されていきます。まずは、夫婦で妥協点を見つけ、それ以上の家事はしないと割り切ることが何よりも重要です。そこで生まれた時間の余裕を、自身の休息の時間やストレス発散の時間にあて共疲れを回避するようにしていきましょう。

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取材・文/阿部祐子 イラスト/児島衣里

©️CHANTO調べ 調査期間:2019年12月23日〜2020年1月4日 調査対象:CHANTOモニター111
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