「頑張っている人が評価される仕組みづくり」でやりがいを上げる
── 最後に「キラキラ栄養士プロジェクト」責任者の城さんにお聞きします。今後は、プロジェクトで改善された制度をもとにどんな環境をつくっていきたいですか。
城さん:
すべての栄養士や管理栄養士に対して成果が出せる取り組みを決めることは本当に簡単ではありません。
従業員の人数が多いぶん、それぞれが抱える課題も大きく異なります。全国の栄養衛生管理部のメンバーと密接に連携しながら課題を特定していますが、それでも難しいところはあります。
今後、特に重視しているのは、今回評価制度を見直したことの続きになりますが、「頑張っている人が評価される仕組みづくり」です。
現在は、頑張っている人が評価され、やりたいことができる仕組みづくり、やりがいを感じ長く働ける環境づくりにつなげられるように議論を進めています。
また、栄養士や管理栄養士のほとんどが女性になるため、「男女を超えた活躍」がいかに実現できるかも大きなポイントになると思います。そういった改革を、プロジェクトを超えて、LEOCの経営層と連携しながら進めていきたいです。
取材・文/高梨真紀 画像提供/株式会社LEOC