距骨の脂肪、前後しっかりマッサージ

 

距骨の後方にある脂肪は「ケーラー脂肪対(kagers fat pad)」といいます。次はこちらのマッサージです。

 

「距骨後方脂肪体」マッサージ<その1>

写真のように脚を倒して、内くるぶしとアキレス腱の間を両手の指でつまみます。左右にスライドさせるように、1020回程度動かします。

 

 

「距骨後方脂肪体」マッサージ<その2>

内くるぶしとアキレス腱の間を、片手の指でつまみます。つま先を下に下げると同時に、つまんでいる部分を押し下げます。1020回ほど行いましょう。

 

 

【おまけ】「足裏」のマッサージ

距骨の後ろには、足の親指を曲げる働きをする「長母趾屈筋

(ちょうぼしくっきん)」という筋肉が通っています。この筋肉が硬くなると距骨の動きが悪くなってしまうため、しっかりとほぐしましょう。 足の土踏まずの部分を押しながら、爪先に向かってスライドさせます。このとき特に、親指側を重点的にマッサージします。

 

 

 

「距骨」は体の土台となる重要な役割を果たしており、全身に影響を及ぼします。不調を感じたときには、ぜひ「距骨マッサージ」を試してみてください。

 

文:rana