出会いのバスツアーに興味津々
── 昨年5月にはアンナさんが再婚され、暮らしも変わったと思います。今はどんなふうに過ごしていらっしゃいますか。
クラウディアさん:ふたたびひとり暮らしに戻りました。やっぱり本音を言えば寂しいですよ。家の中が急に広くなったみたいに感じます。でも、しんみりしてばかりいてもしかたありません。自分の時間をどう楽しもうかな、と考えるようになりました。
いまはお茶を飲みながらおしゃべりできるような友だち…というか、ボーイフレンドができたらいいなと思っているんです。たとえば、バスツアーに参加して、そこで自然に気が合う男性と出会えたら楽しそう。最近は「出会いのバスツアー」みたいなものもあるんでしょう?

── ボーイフレンド!愛妻家だった辰夫さんが天国でやきもちを焼かれるのでは?
クラウディアさん:いえいえ、主人はすごく心が広いので「楽しんでおいで」と、笑って送り出してくれるんじゃないかしら。アンナも新しい道を歩き始めましたし、私も私の時間を大切にしていきたいですね。
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「代われるものなら、私がなりたかった」。娘の乳がん公表を受け、母・クラウディアさんが漏らした本音は、多くの親にとって痛いほど共感できるものではないでしょうか。闘病する家族を支えながら、みずからの人生も前向きに歩もうとする彼女の姿に、何を感じましたか?
取材・文:西尾英子 撮影:伊藤智美 写真提供:週刊女性