夫や妻に先立たれた後、どう社会との接点を保つか。これは深刻な「社会的孤立」を防ぐための大きな一歩となります。事実、内閣府の調査(令和7年版 高齢社会白書)によれば、ひとり暮らしの高齢者は増加の一途を辿っており、その「孤独」への対策は今や待ったなしの状況です。 2019年に夫・梅宮辰夫さんを見送ったクラウディアさんもそのひとり。一時は孤独に耐えかね、娘との同居を選んだ彼女が、80代になった今、再び「ひとり暮らし」で見つけた、「枯れない生き方」のためのライフハックを聞きました。
週5日の「モーニング」が至福の時間に
── 2019年に夫の梅宮辰夫さんを見送られてから、今年で7年が経ちました。一時は娘のアンナさんと同居されていましたが、現在は再びおひとりでの生活を送られているそうですね。
クラウディアさん:昨年娘が再婚して家を出ましたので、今はまたひとり暮らしですね。
── 以前、自立を目指してひとり暮らしをされたときは、孤独に耐え切れず、3か月で断念されたと伺いました。ひとりの暮らしを再開して、寂しさを感じることはありませんか?
クラウディアさん:もちろん、ふとした瞬間に寂しさを感じることはありますよ。でも、以前のように「寂しくて涙が止まらない」ことはなくなりました。昔と比べるとだいぶ気持ちが落ち着いてきたんです。
それはきっと、同じ境遇の友人たちとの時間があるからだと思います。私には長年つき合っている4人の友人がいるのですが、みんな未亡人。だから毎日のように会って、おしゃべりをするのが私の元気の源になっているんです。

── 同じ境遇の仲間がいるというのは心強いですね。
クラウディアさん:もともとはフラダンスの教室で知り合って以来、数十年のつき合いになるお友だちなんです。みな未亡人で身軽という共通点もあって、週に5日は朝から一緒にモーニングを楽しむのが日課になっているんです。
── 週5回となると、ほぼ毎日ですね(笑)。朝、お友だちとモーニングをしながらおしゃべりをすることで1日に張りが出ますね。
クラウディアさん:今日も会ってきたんですけど、「私たち、こうして毎日顔を合わせておしゃべりするのが楽しいのよね」って言いながら、ずっと同じ話をしているだけなんですけど(笑)。行きつけのお店はいくつかあるんですが、最近は某大型モールのフードコートがお気に入りの場所ですね。
私はパンにたっぷりバターを塗って食べるのが大好きなんです。でも、お店ででてくるバターって、ちょっとしかついてこないでしょう?かといって追加を頼むと「別料金になります」と言われて、がっかりしちゃう。だから、自分でお気に入りのバターを持ち歩くようにしてるんです。夏はちゃんと溶けないように保冷剤と一緒にバッグに入れてます(笑)。