子どもから「母の諦めない姿勢に心動かされた」と
── また、医学部受験で7浪している間に2人の子どもを、医学部に通っている間にもう1人を出産し、3人の母になりました。その後、勉強と子育てに終われながら、留年と国家試験不合格を経て、53歳で医師になりました。3人のお子さんたちはそれぞれ、第1子の長女(大学4年)、第2子の長男(大学2年)、第3子の次男(高校3年生)たちは、新開さんが頑張っている姿を見ながら、どんなお子さんに育ちましたか?
新開さん:子どもたちは私が四苦八苦する背中を見てきたので、小さいころからきょうだいで役割分担をして、家事を手伝ってくれていました。そうした経験から自立心が養われたのか、それぞれの進路に向かって諦めずに挑む精神力が身についたように思います。
実際「母の諦めない姿勢に心を動かされた」と長男に言われたことがあって、すごくうれしかったです。協力し合って生活するなかで、家族関係も強固になったんだと思います。ただ、子どもたちは生後50日目ぐらいから、朝9時から夜7時まで保育園に預けていたので、寂しい思いをさせてしまったという反省はあります。