全身の血流がよくなる脳習慣

日常生活で意識したいポイントはいくつかあるそうですが、今回はなかでも「立ち方」「座り方」「歩き方」の3つについてご紹介します。

骨盤が安定する「立ち方」

正しい立ち方が身につくと、骨盤を支える腰回りの筋肉が鍛えられます。正しい立ち方は骨盤を立てて、背筋を伸ばして胸を自然に張り、あごを軽く引いた状態。頭と体の重心がまっすぐになるように意識するといいです。

 

反対に注意したい立ち方は骨盤が後ろに傾き、下っ腹が前に出ている状態。肩が丸く猫背になって、あごが前に出ていたり、首がストレートになった状態で筋肉が緊張状態にないか、確認してみましょう。

 

信号やエレベーター、電車やバスの待ち時間などに「正しい立ち方」を意識する習慣を作るのがおすすめです。

骨盤を支える内転筋を強化する「座り方」

正しい座り方で骨盤を支える内転筋群をはじめ、尿漏れを招く骨盤底筋、腹筋の衰えを防ぐことができます。また、首筋が伸びるので、首のシワが目立たなくなるという効果も期待できるそう。

 

座り方は骨盤を立てて両足を閉じ、足の裏を床につけるのが基本です。両ひざをつけるというよりも、股を閉じることを意識しましょう。さらに、背筋を伸ばして胸を自然に張り、あごを軽く引いて座ります。

 

デスクワークではもちろん、食事中や乗り物の座席に座っているときなどに、ぜひ意識したいですね。

骨盤を安定させ、血流をよくする「歩き方」

血流をよくするためには歩き方も大切です。太ももの筋肉と骨盤を大きく動かして、消費エネルギーもアップさせましょう。

 

背筋を伸ばし、いつもより靴の長さの半分ほど歩幅を大きくして一直線上に歩くように意識してください。股関節を大きく動かしながら腕をしっかり後ろまでふり、胸を自然に張るようにしましょう。

 

目線は遠くを見ながら肩の力を抜いて、かかとから着地してつま先で蹴るようにして前に進むイメージです。足先が開きすぎないように注意。

 

外出時だけでなく、家の中での移動でも意識できるといいですね。