「ごはんと旅は人をつなぐ。」をテーマに、おいしいごはんや素敵な旅を通じて、人と人を繋ぐ。そんな活動をしている料理家・ダーダこと山田英季さんによる、連載エッセイ。山田さんの「今これが食べたい」を、作っているときの熱量も一緒にお届けします。今回ご紹介いただくのは、暑い夏にピッタリな「夏の日差しとハーブサラダのベーグルサンド」です。

#44 暑い夏がやってきた。「夏の日差しとハーブサラダのベーグルサンド」

 

暑い夏がやってきた。強い日差しが、明らかに自分の体力を奪っていくのを感じる。

 

のぼせた頭はクーラーという名の幸せを求めているが、扇風機の風と、爽やかなハーブの香りのおかげで、なんとか耐えているのだ。

 

今回は、ピークの暑さの前に食べておきたい、ハーブサラダのベーグルサンドを紹介します。

 

まずは、ベーグルを半分に切って、トーストする。

 

 

その間に、ボウルにバルサミコ、マヨネーズ、オリーブオイル、塩、黒こしょう、砂糖を入れて混ぜ、ソースを作る。マヨネーズにバルサミコを混ぜるだけで、急にビストロの味になるのだ。

 

 

そこへ、ルッコラ、クレソン、ディルをちぎって入れて混ぜる。このハーブの爽やかさが、夏をやわらげてくれる。

 

焼き上がったベーグルにハムをのせ、サラダをたっぷりと重ねれば、たっぷりのハーブが夏にピッタリなサンドイッチの出来上がり。

 

今年も暑そうな夏がやってきますね。簡単な料理で手を抜いて、ゆっくり涼む時間を増やしてください。

7月の台所三箇条

  • 夏の本番前にハーブをたくさん食べる

  • マヨネーズにバルサミコを混ぜて、ビストロ風に

  • 暑い夏は、料理は簡単に。ゆっくり涼む

 

それでは、また。