3.「みんなできるのに」という大げさ思考

 

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他の人にとってはそれほどでもないことを大きく感じてしまうのは、言い換えれば「感受性が豊か」な証。子どもに親身になってあげられる素質がある、と言えるのではないでしょうか。 「どこの子もみんなできるのに、うちの子は…私はママ失格だ」と思ったら、一度立ち止まって考えてみてください。 みんなって誰? うちの子以外は全員?


いつもっていつのこと? それは毎日? 「みんな=自分以外のすべての人たち」と考えていたものが、冷静になってみると「ごく一部の人」だと気づけるはずです。 というのも大げさ思考の人は、心のどこかに「世の中のことは、自分には何もコントロールできない」と思っている傾向があり、不安になるほどでもない小さな問題でも大げさに捉えてしまうのです。 他人の考えや行動を変えるのは難しいですが、自分の考え方はコントロールできます。そのことに気づくだけで、大げさ思考から抜け出せるはずです。

 

 

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