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「私はダメな母親なんだ」悩んだ山口もえが辿り着いた「比べない子育て」

ライフスタイル

2022.05.13

山口もえさん

「子どもとの時間を大切にしたい」と思う一方で、責任ある仕事を任され、仕事にやりがいを感じてくることもあります。30代で第一子を出産し、「子育ても仕事も全力投球したい」と思っていた山口もえさんですが、ある人の言葉で子育てへの意識が変わったといいます。

子育てへの意識が変わったある女優のひと言

── 結婚や出産などでお仕事をセーブする、また人によっては退職して子育てに専念しようと思う人もいると思います。山口さんの場合どうでしたか?

 

山口さん:

私は16歳から仕事をしていることもあり、結婚しても出産しても仕事を辞めるという選択肢はなかったですね。

 

もちろん仕事をしていたら大変なこともあります。仕事をするうえでは自分のコンプレックスと向き合い、それを受け入れなければいけないこともあります。ときには、この仕事は自分には向いていないのかもと思うこともあるでしょう。私も過去にはそう考えたことがありました。

 

30年近く続けてきて改めて思うことは、やっぱりこの仕事がすごく好きだということ。

 

── 30代の頃は、仕事も楽しくなってくる時期で、育児も仕事も全力でがんばってしまう人も多いですよね。

 

山口さん:

わたしの場合、初めての出産は30代のときだったんですが、まだ若くて仕事もがんばりたいという気持ちがあったんですね。そのため妊娠中から産後の仕事復帰なども計画を立てていたほどです。

 

ただ、やっぱり初めての育児ということもあって、慣れないことだらけで大変でした。そんなとき、ある女優さんからこんなことを言われました。

 

「もえちゃん。子どもは本当にあっという間に大きくなっちゃうわよ。私なんて息子だから大きくなった今は抱っこしたくてもできないのよね。だから小さいときにいっぱい抱きしめてあげなさい」と言われたんです。

 

「この時間はいつまで続くんだろう」と思うほど毎日育児で大変だったんですけど、その言葉があったから、子どもをなるべく抱きしめたし、一緒にいる時間をお互いがハッピーでいられるように過ごすようになりました。 

子どもは自分をダメな母親とは思っていない

山口もえさん

子どもと一緒に過ごす時間をハッピーにしたいと語る山口もえさん

── 第一子の育児は本当に大変ですよね。どんなふうに過ごしていたんですか?

 

山口さん:

当時は、初めての出産、初めての育児ということで右も左もわからず、育児本に書いてあることがすべてだと思っていました。衝撃的だったのは、「離乳食は全部手作りなんだ!」ということ。

 

「私、育児本に載っているような立派なママとは違う」と思って、「私はすごくだめな母親なんだ」と思ってしまったんですね。でも同時に、離乳食を完璧に作れなかったとしても長女は私のことをダメな母親だとは思わないだろうなということ。

 

── 長女さんの視点に立って、客観的に自分のことを見ることができたことは大きかったですね。

 

山口さん:

その育児本に載っているパーフェクトなお母さんがすごいだけで、「その人と比べて自分はダメな母親」と思う必要はないなと思ったんです。

 

「ほかのママと比べて、自分はできないと落ち込まなくていいんだよ」ということを、同じように育児で奮闘しているママたちに伝えたくなったんです。それもあって、インタビューを受ける際には、包み隠さずありのままの自分を伝えてきました。

朝ご飯はお味噌汁で体を温めて

山口もえさん

他のママと比べて落ち込む必要ないですよね

── 子どもの食事といえば、朝ご飯のメニューに悩むママもいます。山口さんは、朝ご飯はどうしてますか?

 

山口さん:

朝、ご飯は長女がお弁当なのでそのお弁当のときに作ったものを出したり、私に余裕があればパンかご飯を家族に聞いてそれに合わせて出したりします。

 

ブルーのグラノーラが流行ればグラノーラを食べるときもあるし、トーストにハムと目玉焼きがはまったらそれを食べるし、ホットサンドが流行ったときはホットサンドを食べる。そんな感じです。子どもたちが休みの日にホットケーキを食べたいといって作ることもありますよ。

 

栄養バランスとしては、なるべく朝はお味噌汁を出すようにしています。というのも体が温まるし、お野菜やタンパク質も取れるのでお味噌汁をいっぱい出しておくといいかなと思っています。

 

── 朝食のメニューを考えたり、子どもたちを起こしたり。朝はなにかと大変ですよね!

 

山口さん:

本当に大変です!朝起きてすぐに中学生の長女を起こし、お弁当を作り、送り出します。その1時間後に小学生の息子を送り出し、さらにその1時間後に保育園に通う次女を起こして用意をします。

 

この「朝起こして、ご飯を食べさせて、送り出す」というのを毎朝3回しなければいけないんです。3人が揃って毎日同じ時間に起きて、食事を食べてくれたらどんなに楽なんだろうと思っています。でも、この時間も楽しいんですけどね(笑)。

 

PROFILE 山口もえさん

1977年生まれ。16歳でデビューして以来、モデルやバラエティー、女優として活躍。愛玩動物飼養管理士2級、野菜ソムリエプロ、ホリスティックビューティアドバイザーの資格も取得。3児のママとしてまい進中。
文/間野由利子 写真/葛城敦史

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