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SDGsを親子で学ぶ「きみの得意技が世界を変える」

子育て

2019.09.05

2021.09.29

 回り道でもできることがある

 日本の歴史が大好きな小学4年生の男の子の母親は「受動的に、『授業』という形でSDGsについて習っても、当事者的な気持ちは持てない」と考えて参加しました。「日本の歴史をさかのぼって、流行した病気について困っている人に伝える」などの案を出していた息子の様子を見て「自分が好きなことを世界の役に立てる方法なんて考えたこともなかったはずなので、いい視点を持てたと思います。一見関係ないことでも実はつながっているんだということを少しでも分かってくれたらうれしい」と話していました。

 

小学6年生の女の子は、バレエが得意なことから「『難民』について踊って、命の大切さなどを感じてもらう」などのアイデアを出しました。「難民について詳しく知っているわけじゃないけど、自分にもできることがあるのかもしれないと思えました。周りの子たちが自分とは違う意見を出していたので、新しい視点を持てたと思います」と話していました。

 

AAR Japanの穗積さんは、「アイデアに現実味があるかどうか、ということよりも、自分の問題として考えられるかどうかが大切です」と強調。「SDGsは大きくて大変ななすすべのない問題ではなく、回り道であってもできることがあるんだと知ってほしい」と話していました。

 

取材していて、子どもたちが思った以上に想像力を働かせて考えていたのが印象的でした。難しく学ぶよりも、自分の「好きなこと」「得意なこと」から考えることで、SDGsを身近に感じられるのではないでしょうか。

 

家庭でも、子どもたちと考えるときの切り口として使えそうです。少し時間をつくって、SDGsの話をしてみませんか?

 

取材・文・写真/小西和香

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