“魚の女神”が教える煮魚の作り方
煮魚の裏技といえば、以前“魚の女神”と呼ばれるシェフ・北山智映さんも『得する人損する人』(日本テレビ系)で披露していました。彼女が教えてくれたのは、“フライパン”で煮魚を作る方法。フライパンの中に魚の切り身を入れ、酒と水を入れて強火で煮込んでいきます。
煮立ったら砂糖を入れ、3回に分けて味を見ながら醤油を投入。その後サラダ油で“とろみ”をつけ、最後に酢とショウガを入れたらでき上がりです。この方法で押さえておきたいのは、各調味料の役割。まず酒は身をやわらかくする作用があり、砂糖は脂肪を飽和させてくれるので魚の脂分を逃がしません。また定番調味料の“みりん”を使わないこともポイント。その理由について北山さんは、「みりんはたんぱく質を凝固する作用があるんですよ。だから煮魚の身が締まっちゃうの」と解説していました。
一風変わった作り方ですが、味の方は確かな模様。スタジオの出演者からは「美味しい!」「ふわっふわの感触に包まれる」「優しい繊細な味つけ」といった声が。同じくプロの料理人でラーメン職人の入江瑛起さんも、「メリハリがあってすごい美味しい」「身がホクホクふかふかしてる」と絶賛しています。