食毒タイプのあなたへの対策
なんといっても、食べすぎが"常態化"しているのがこのタイプ。上手にエネルギーをコントロールして、やせ体質になりましょう。
太る原因は…
つねにおなかがいっぱいになるまで食べてしまうから!
おなかいっぱい食べないと食べた気がしない人、油っこい料理やケーキなどが大好きで脂肪過多になっているのが食毒タイプ。
「基本的に食べすぎているから太る、という最も太る原因がわかりやすいタイプなので、食べる量を減らしたり、食べるものを太りにくいものにかえたりするだけで効果が出ます」(木村さん)
以下の対策をとれば、ダイエット効果が出るのがいちばん早いのは、このタイプかも?
<対策❶> いつも食べる量の「ひと口分」だけ残す
食べる量を少し減らすだけでも、ある程度の効果が出ます。できればいつもの量の「2割」残すか、少なくとも「あとひと口分」は意識して残すか、最初から少なめにしておいて。お茶碗を小さめのものにかえ、白米ではなく玄米や雑穀を活用するのもおすすめ。
<対策❷> 食事の最初にかさばるものを食べて食欲をセーブ
まず空腹感を軽減させる必要があります。一気に食べてしまう前に、食事の最初にキャベツのせん切りや酢漬けなど、繊維質が豊富でかさばるものをとり、食べすぎを防ぎましょう。コップ1杯の炭酸水やミネラルウォーター、白湯を食前に飲むのもGOOD。
<対策❸> ひと口入れたら20〜30回かんで食べる
食毒タイプの人には早食いの傾向があります。早食いの人は、満腹感を感じる前にたくさん食べてしまうことになりがち。ひと口入れたら、意識して20~30回はかむようにしましょう。玄米や雑穀など、かむ回数が必然的に多くなる食材を選ぶのも効果的です。
<対策❹> 有酸素運動と無酸素運動をセットで行い効率的に筋力アップ
体に入るエネルギーが出るエネルギーより多いので、体を意識的に動かして運動不足を解消させることがポイント。ウオーキングなどの有酸素運動をしたうえで、筋トレやスクワットなどの無酸素運動で筋肉をつけていくと、太りにくくなります。