太る基本の体質は3タイプある!
漢方では太ることを体全体の「体質」でとらえます。太る体質は大きく分けて3つ。いちばんチェックが多くついた体質があなたのタイプです。この体質に合った対策をとることで、体のバランスが整い、太りにくくなります。
【タイプ❶
食毒体質】□おなかいっぱい食べることが多い
□バイキングなど食べ放題が好き
□フライドポテトやから揚げなどの油ものが好き
□肉料理を食べることが多い
□生クリームやバターを使ったスイーツが好き
□冷たいものが好き
□食べるのが早い
□ 1 食くらいは抜いても平気
□便秘がち
□ 1 日でも便が出ないと不快 ↓
食べることが大好きなエネルギー超過タイプ
いわゆる、よく食べるタイプが食毒タイプ。食べすぎによって余分なエネルギーが体内にたまることで太っていきます。エネルギーの「出」より「入」が多いので、このバランスを調整することで、やせる効果が最も期待できるタイプともいえます。
【タイプ❷
瘀血(おけつ)体質】□手足が冷えやすい
□肩こりがひどい
□ストレスを感じることが多い
□夜ふかしをすることが多い
□朝食を抜くことが多い
□目の下にくまができやすい
□肌がくすんでいる
□さめ肌である
□唇が暗紫色である
□あざができやすい ↓
血のめぐりが悪い老廃物蓄積タイプ
冷え性で、血のめぐりが悪いために、栄養が体の隅々までゆきわたらないタイプ。そのため、体は活発に動くことができず、代謝がスムーズに進まないことで老廃物がたまり、太ることにつながります。何よりも体を温めることがダイエットの基本になります。
【タイプ❸
水毒体質】□むくみやすい
□体が重い感じがする
□疲れやすい
□水を飲んでも体重がふえる
□水分をとるとおなかの中でポチャポチャ音がする
□胃もたれしやすい
□のどが渇きやすい
□下痢しやすい
□めまいや立ちくらみがする
□関節痛や手足のしびれがある ↓
体の水はけが悪くむくみやすいタイプ
いわゆる「水太り」タイプ。筋肉があまりないので、下半身に皮下脂肪がつきやすく、むくみやすさや疲れやすさを訴えることが多いのが特徴。余分な水分がたまると冷えやすくなるので、体を温めながら、食事を工夫して筋肉をつけることも必要になります。