赤ペン瀧川の”年末年始のママ”に捧ぐ映画 その3
\行事がひと段落したら!/
『LION 25年目のただいま』
初詣でやら福袋やら、順調に“お正月的なモノ”を一通りやったとしましょう。そろそろゆっくり、映画でも観たくなりませんか。なりますよね! 子どもたちも寝静まり、夫婦でとにかく”いい映画”を観たい。そんな夜には「LION 25年目のただいま」がオススメ。
この作品はアカデミー賞で作品賞を含む6部門にノミネートされました。どういう物語かというと…5歳の時にインドで迷子になり、そのままオーストラリアの里親に引き取られて育てられた少年が、GoogleEarthを駆使して実家を探し出す、というお話。
いやいやいや…凄すぎますよ…しかも、かなり事実に忠実に作られており、映画の中で起きている事は実際にあった事だそうです。そう思ってみると序盤から胸が締め付けられるような展開が目白押し。僕なんて4歳の息子をサミットの店内で見失ってもドキドキするのに、25年間も迷子になるなんて…ご両親の気持ちを考えるといたたまれません。
子どもを信じる強さ、親としてはそれが一番難しいような気もしますが…この映画から学ばなければ。僕はこの映画のラストで鳥肌が立ち涙腺がぶっ壊れました。そんな素晴らしいラストが待ってます! 慌ただしい年末年始を終え、また日常に戻っていく前に。いい映画とともに、静かな夜を夫婦で過ごして観てはいかがでしょうか。
[DVD Info]
『LION 25年目のただいま』
3本の映画を紹介させて頂きましたが…お正月の過ごし方はそれぞれですよね。「お正月にそんな時間はないですよ!」とか「お正月こそ外で遊び倒したい!」というママさんもいらっしゃるでしょう。 ええ、いいんです。自由にお正月を謳歌しましょう! 今回紹介した3作品は、いつ観ても楽しめる映画ばかりです。ぜひ、お時間があれば、いつでもご覧下さいませ。今年はこのコラムを通してポンコツパパ代表の僕も親子についてたくさん考えることができました。また来年も素敵な映画をご紹介できるようがんばりたいと思います。 それではみなさん、良いお年を!