やれる。あいつならやれる。
自宅に1人残されたケビンと、3夜連続で空き巣に入ろうとする泥棒たちとの戦いはやっぱり抜群に面白いです。そして、この映画をお勧めしたいのは、小さいお子さんでも楽しめる視覚的な笑いがとても多いということ。 先日、4歳の息子にドリフターズのコントや、ジャッキー・チェンのアクションを見せたところ大爆笑していました。やはり、子どもは会話劇よりも身体を張ったドタバタコメディがお好きなよう。そんな子どもたちにとって「ホーム・アローン」は大好物に違いありません! 「8歳の子が1人で作った仕掛けにしちゃ~でき過ぎている!」だなんて、野暮なことを言ってはいけません。 やれる。あいつならやれる。 とケビンの底力を信じてみることが楽しむための条件です。そして、泥棒役の2人の大熱演が素晴らしいです。全ての罠に見事に引っかかり、期待以上のリアクションを見せてくれます。
親子で観るべきクリスマス映画No.1
よくある親子での喧嘩から始まり、お互いが遠く離れ、子どもは強く成長するし、ママは子どもを心配して何とか帰ろうとがんばる。 一方のパパが能天気すぎますが…「責任は自分にある」と感じたママがパリから自宅に帰るまでに奮闘する姿は応援したくなります。最後の再会のシーンが…こんなに泣けるのか!というほど感動してしまいます。そして、シレッと描かれる近隣のお爺ちゃんとその息子さんのエピソードがまたいいんですよ。まあ、これに限っては、グッとくるのは大人だけでしょうけれど。 そう、クリスマスに親子で観るなら、“No.1”と言っていい映画! 昔見た事があるけれど、子どもができてからは見てないなぁ、というママさん。ぜひ、今年のクリスマスには、ホーム・アローンをお子さんと一緒にご覧になってはいかがでしょう!?
[DVD Info]
『ホーム・アローン』