雑誌やテレビなどで‶火力の魔術師″と大人気!「美虎」の五十嵐美幸シェフが登場!
定期的に開かれている料理教室で人気の、フライパンで作れるレシピを紹介します。
プロの味を楽しむには、五十嵐シェフならではの"驚きのワザ"がありました!
五十嵐美幸さん
中国料理店シェフ。小学生のころから父親が営む飲食店の手伝いを始め、2008年、東京・幡ヶ谷に「中国料理美虎(みゆ)」を開店。家庭の弱い火力でもおいしく作れるレシピが人気に。長年にわたり、料理教室を主宰。男の子のママ。
Best5
プリプリのえび&山椒油がおいしさのポイント
えびのカシューナッツ炒め
材 料(2人分・山椒油は作りやすい分量) 殻つきえび(ブラックタイガー)…8尾パプリカ(赤)…½個 長ねぎ…1本
しょうが(薄切り)…2枚
カシューナッツ
(ローストしたもの)…50g
A[片栗粉…大さじ2、塩…小さじ½、水…¼カップ]
B[片栗粉…大さじ3、卵白…大さじ1と½]
片栗粉…適量
C[花椒…大さじ1、赤唐辛子…3~4本]
D[鶏ガラスープ(有塩)…¼カップ、砂糖・しょうゆ・酢…各大さじ2]
サラダ油…適量
作り方
1 えびは殻をむき、背ワタをとってボウルに入れる。Aを加えてよくもみ、汚れと臭みを出し、水で洗い流す。キッチンペーパーで水けをよくふきとり、Bを加えて、よく混ぜる。サラダ油大さじ1を加えて軽く混ぜ、片栗粉をふる。 2 フライパンにサラダ油大さじ3と1を入れ、軽く揚げ焼きにし、ざるに上げる。 3 パプリカはひと口大に、長ねぎは2㎝長さに切る。しょうがは1㎝角に切る。 4 山椒油を作る。耐熱ボウルにCを入れ、フライパンにサラダ油¼カップを入れて火にかけ、熱くなったら加える。 5 フライパンにサラダ油少々を熱し、しょうがと長ねぎを炒める。Dとパプリカを加えて、2も戻し入れて、炒め煮にする。 6 4を大さじ1~2加え、カシューナッツを加えて、サッと炒める。
<プロのワザその1>
ほどよいしびれ感と辛みのある山椒油
ボウルに花椒と赤唐辛子を入れて、熱く熱したサラダ油を注いで、山椒油を作る。チャーハンやあえものに使うのもおすすめ。酸化するので、使うごとに作って。
<プロのワザその2>
油でコーティングして、えびの水分を逃がさない!
焼きつけるようにする。あとで炒め煮にするので、中まで火が通っていなくてもOK。きちんと下処理&油と片栗粉でコーティングすればえびはかたくならない。鶏肉でも代用できる。