自分の好きなものとシンプルに暮らしているミニマリストのおふみさんに、自身の経験から得た”家を安らぐ場所にするちょっとした習慣や愛用品”を教えてもらいます。
「いつか使うかも…」「あんなときに役に立つかも」そう思って、家に溜め込んでいる紙袋はありませんか?気がつけば増え続けてしまっているという人もいるかもしれません。おふみさんもかつてはそうだったようで…
かつて押し入れが紙袋に占拠されていた…
かつて、紙袋に家賃を払っていました。
どういうことかというと、以前2階建一軒家の借家に住んでいたころ、ものを手放すという発想がなく、なんでも取っておいていました。
紙袋も例外なく残していて、気づけば押入れの中段の半分が紙袋に占拠されていたのです。
中段半分って相当な量です。
しかも中身を検分してみれば、これは明らかに不要だろうというものまで残していました。
ファッションブランドの綺麗な紙袋はまだわかります。人に何かを貸したり譲ったりする時に、綺麗な紙袋に入れて渡したいと思って取っておいたのですが、「これまで取っておくの?」というものがわんさか。ファストファッションのお店の紙袋や家電量販店のビニール袋までとってあり、同じサイズのものも何枚もありました。
キッチンで保管しきれなくなったスーパーの袋もわんさか。取っておいたはいいものの、使う頻度よりも増えるスピードの方が圧倒的に早く、溜まる一方でした。
ちょうどその頃、引越しを検討中でした。 期間限定で数年間出ていた家賃補助が終わる関係で次の家を探していたのですが、今よりも広い家に住まないとものを収納しきれないと思い込んで、広くて高い家を探していました。
しかし、よく考えてみると死蔵品ばかり。 死蔵品をまるごと持っていく想定をしていたのですが、 使う日が訪れるかわからない死蔵品のために高い家賃を払うのはもったいない!とハタと気づきました。
必要なものを必要な分だけ持って、それを保管するために収納場所が必要で、その面積のために家賃を払っているなら納得感があります。まず必要なのは、使う分だけ残して不要なものは手放すこと。 紙袋にもメスを入れました。