憧れの暮らしをしているインスタグラマーのみなさんに、暮らしを彩るインテリアを教えていただきます。

 

築3年の3LDKのマンションに暮らすshiho(@shiho._.home100)さんにお話を伺いました。 

shiho(@shiho._.home100)さんのニュアンスカラーの家

働きながら5歳の息子さんを育てているshihoさんが目指すのは、「シンプルでかわいい」部屋。

 

3年前、現在の自宅に引っ越すにあたりインテリアを勉強しているなかで出会った、北欧インテリアにひとめぼれ。温かみがありつつも洗練された雰囲気にあこがれて、海外のインテリアなどを参考に部屋づくりを始めました。

 

ただ「かわいい」といっても、「夫や息子もいるので、あまりかわいらしくなりすぎないよう、ベースはあくまでもシンプルに。お気に入りの雑貨で少しずつかわいらしい雰囲気をたすようにします。かわいい小物は白を選ぶことが多いです」とshihoさん。

 

自分の好みと家族の好みを上手に調整し、みんなが居心地のいい空間を目指しています。

ニュアンスブルーが主役のリビング

shihoさんがお部屋作りにおいてこだわっているのは「色」。

 

「すっきり見えるよう、なるべく色味を統一するよう工夫しています。メインカラーはホワイトとベージュ、ブルーグレーで、ポイントで淡いピンクや真鍮のアイテムを入れることが多いです」

 

どこを見ても絵になるご自宅ですが、特に素敵なのがリビングです。
まず、甘すぎず落ち着いたトーンの色にしたくて選んだという優しいブルーグリーンの壁が目をひきます。

 

NOYESのソファや、オランダのインテリアブランド・Zuiverのラグなど、グレーとウッドでまとめたリビングは、家族もお気に入りの空間になっているのだそう。

 

「家具を壁に寄せているので、狭いマンションのリビングでもまとまった空間ができました。主人が筋トレをしたり、子どもがテレビを見ながらダンスをしても十分な広さになっています。私もこのソファでぼーっとしながらインテリアを眺めるのが好きだったりします」

子どものおもちゃは、色の主張を和らげて

インテリアの色を統一したくても、子育て中の場合、おもちゃは原色のものが多くごちゃついて見えてしまうなんて悩みもありますが…。

 

「私もくすみカラーな海外の子ども部屋に憧れているのですが、実際に子どもが好きなおもちゃは原色が多いので、どう折り合いをつけるか試行錯誤しています」とshihoさん。
子ども部屋には、IKEAの棚・KALLAXをおもちゃ用に設置。ジャンル別に棚を決め、お子さんが簡単に片づけられるようにしています。

 

「棚の上については、ディスプレイコーナーになっていて、イタリアのブランド・NUMERO74のくすみカラーのガーランドを飾ることで目線を分散させたり、木のおもちゃを飾ることで原色の主張を和らげる工夫をしています」

のっぺりとした部屋にメリハリをつける工夫

shihoさんは、リビングをはじめご自宅に素敵なウォールアートを飾っていますが、それには理由があるそうです。

 

「我が家はあまり梁がないマンションで、のっぺりしがち。シンプルで華のあるデザインを選び、飾り方も視線の高さにウォールアートを飾るようにしています。そうすると自然と視界に入ってきて、のっぺりした感じも気にならなくなりますし、お気に入りのデザインを見て気分もあがります」

 

フランスのショップ・Les petit bohemesの月のオブジェは、Instagramの投稿にもよく登場するアイテムです。
「Instagramで海外インテリアを眺めていた時に見つけたのですが、ひと目見てこれは欲しい!と思い、どうにか販売先を見つけて個人輸入しました。なかなか届かず2か月ほど待った思い出もあり、思い入れのあるオブジェですね」

 

さらに、照明についてもデザインや位置にこだわり、メリハリのある空間を作っています。
リビングにはunicoで購入した、個性的でありながらも品のあるデザインのライトを。

 

ダイニングは、デンマークの照明ブランド・Louis PoulsenのPH5を取りつけています。
「PH5は、高くても長く愛用できる本物をと思い購入しました。名品と言われるだけあって、シルエットが美しく、ホワイトのシェードの中にチラ見えするローズピンクのシェードがたまらなく可愛くてお気に入りです」

 

照明の曲線と、HAYのダイニングチェアやストッケの子ども椅子と曲線が調和しあい、色味は抑えめながらも柔らかい印象のダイニングになっています。

柔軟に対応できる収納方法

働きながら育児をされていると思えない、整ったshihoさんのご自宅ですが…。色使いですっきり見せているほか、収納にも工夫があるそうです。

 

「68平米のマンションであまり広い家ではないので、収納は柔軟に対応できるようにしています。全てを収納ケースで区切ってしまうと、入れるものが変わった時に対応できなくなってしまうので…。何割かのみシンデレラフィットするケースを使うようにして、残りは必要に応じて変更できるようにしています」と話すshihoさん。

 

持ち物が変化すれば必要な収納も変わるもの。現在の使いやすさだけでなく、今後も見据えて収納の使い方を考えてみることも大事なのかもしれません。

 

食器棚も、一部を奥行きも幅もぴったりのKEYUCAのハンドル付きストッカーを使っていますが、他は必要に応じて自由に入れ替えられるようにフリーのスペースに。ストッカーの中にお弁当グッズや紙皿・紙コップなど、細々としたアイテムを入れているそうです。

 

 

こちらは、シンク下の引き出し。鍋はtowerのフライパンスタンドに立てて収納し、スタンドに立てるには小さい卵焼き器とミルクパンはプラケースに立てて収納しています。こちらも引き出しの中全てを収納アイテムで区切らず、余白を作ってます。

 

 

シンプルで、完成されたように見えるshihoさんのご自宅ですが、空間の印象や限られた収納などマンションならではの悩みも。しかし、shihoさんは色の工夫や目線などにこだわり試行錯誤しながら心地いいご自宅を作っていました。

 

自宅の悩みをどうやったらリカバーできるのかあれこれ工夫をしてみるのも自分達らしい家づくりの楽しい工程なのかもしれませんね。

 

 

PROFILE shiho(@shiho._.home100)さん

家族3人暮らし。2018年にマンションを購入。「スッキリと暮らすことや落ち着いた空間づくりを目指して家づくりをしています。最近はフランスの素朴でナチュラルなインテリアにも興味が出てきています」

取材・文/阿部祐子