憧れの暮らしをしているインスタグラマーのみなさんに、暮らしを彩るインテリアを教えていただきます。

 

今回は、27坪のご自宅に住むzumi(@s_gift_z)さんに、空間を有効に使うためのインテリアや間取りの工夫について伺いました。

zumi(@s_gift_z)さんの空間を活かすコンパクトな家

zumiさんは、ご家族とチワワのレイくんで3LDKの一戸建てに暮らしています。27坪とコンパクトなご自宅ですが、そうは思えない心地よい空間の広がりがあります。

 

「小さい家なので、無駄な空間ができないようにしました」というzumiさん。

 

例えば、LDKにある階段はその入り口の左側に家具やグリーンを置くことを前提にし、開き戸ではなく引き込み戸に。

 

キッチン部分にも空間の広がりを意識した工夫を施しています。

 

「対面キッチンだと、シンクは作業するだけの空間になり、リビングから切り離されてしまいます。そこで、シンク部分をダイニングにはみ出す形の壁付けキッチンにすることで、リビング・ダイニングと繋げました。リビングの空間の一部になっているので、リビングが広く見える効果にもひと役買っています」

用途に合わせて自由に使えるインテリアを重視

家の中心となる16畳のLDKは、木のアイテムをメインにしながらもほっこりしすぎない、落ち着いた雰囲気です。その秘密は、素材選びにありました。

 

「スタイリッシュだけどあたたかい雰囲気を出したくて。丸いものより角ばったものの方がスタイリッシュさが出るので好みです。光沢よりマットな質感が好きで。キラッと光るものは、ガラスとミラーのみにしています」

 

インテリアの中でもお気に入りなのは、ダイニングチェアとして使っているアデペシュのダニスショートアームチェア。

 

「こちらははじめてお店でふと腰掛けた時のフィット感が忘れられなくて選びました。背もたれの角度や、座面の大きさ、肘掛けなど、座りたくなる椅子です。アイアン脚とファブリックの組合せも好きです」

 

zumiさんがインテリア選びの際に重視しているのは「多用途に対応できること」だそう。使い道が固定されるものではなく、柔軟に使えるものを選んでいます。
「CRASH GATEのパウスダイニングテーブルは、エクステンションで広げて使用できるのがとても便利。LOWYA 楽天市場店で購入したハイタイプのテレビ台も、今後テレビをやめてプロジェクターを取り入れたとしても、飾り棚として対応できそうなものを選びました」

 

RELAXFORMのソファFriは、カウチソファ部分の組み替えや、オットマンだけを離すこともできるのでさまざまなシーンへの対応が可能です。

 

「座面の奥行きが深くて、ゆっくり座れることが気に入っています。レザーテックスソファの耐久性には感動していて。ワンコが汚したり爪で引っ掻いたりしても劣化しません。硬すぎず、柔らかすぎずでとても座り心地がいいです」

インスタグラムで大人気!「角だけR」の壁

zumiさんのご自宅で特徴的なのが、こちらのタレ壁です。インスタグラムでも投稿のたびに「素敵」とコメントが集まります。

 

「家づくりのときに、上部分がアーチ状になっているようなすべてが丸くなったタレ壁は、少し甘めすぎだと感じて我が家にはフィットしない気がしていました」

 

そんなときに目に止まったのが、近所のモルタルの民家の玄関の外壁。角だけRのついた形が取り入れられていて、コレだ!とひらめいたのだそう。

 

「ストレートなラインでスタイリッシュだけど、角だけ少し甘い。このバランスが絶妙です。玄関のシュークロゼットの入口、洗面台入口、寝室のオープンクローゼット入口と3カ所施工してもらい、我が家の象徴のようになりました」

 

そんなタレ壁の横には、スタイリッシュな突っ張り棒・ドローアラインが取りつけられています。

 

家具を置くにはスペースが足りないというところにもちょうどよく収まり、棒部分にテーブルやシェルフなどの好みのパーツを付け加えてカスタマイズできるため、どんな家でも活躍する機能的なアイテムです。

 

「縦の空間を使えるので、コンパクトな家でも楽しめます。飾るものによって高さやパーツを変えて、自由自在にアレンジできるのが素晴らしいです。玄関にグリーンをハンギングするのに重宝しています」

「飾る壁」と「飾らない壁」を使い分けて

壁を上手に利用しているのもzumiさんのご自宅の特徴。シェルフやニッチ(壁の一部にくりぬいたように作る飾り棚)などを活かす「飾る壁」と、何も飾らない「余白の壁」を意識しているそうです。

 

「スッキリと暮らしたいのですが、好きな雑貨を飾る場所も設けたくてメリハリのある壁の使い方をしたかったんです。広い壁の中で、飾るものの居場所を作ったという感じでしょうか。ニッチは玄関や寝室横に作り、鍵の収納や雑貨を飾る場所にしています」
キッチンのオープンシェルフは、京都にある雑貨店・オルネで購入したシェルフに、La Paulグラスホルダーを取り付けたもの。飾り方にもルールがあります。

 

「ものが多くなりそうなキッチンのオープンシェルフですが、リビングから丸見えにならないような位置に設置しています。キッチン入り口の明るい方にガラスのものを置くと反射してきれいで。アイアンとウッドのハードなシェルフなので、必ずグリーンを入れて柔らかさを出すようにしています」

シックなベッドルームは、黒いアイテムをポイントに

2階にあるベッドルームもzumiさんのお気に入りのスペースです。リビングとはまた違う、グレーを基調とした落ち着く空間になっています。

 

「寝室のアクセントクロスをグレージュにしたのですが、陽の入り方によって見え方がどんどん変わるのが楽しくて。ここにブラックのアイテムを入れるのが好みで、Re:cenoで購入したブラケットライト LANCEやアートフレームなどを足しています」
ベッドサイドにあるカメヤマのキャンドルウォーマーランプミニは、寝室にふさわしい静かなたたずまい。

 

「友達からプレゼントでもらったものなのですが、電気の熱で溶かして香りを拡散するので、火事の心配がなく、スイッチを入れてすぐ香りだすのでこまめに楽しめます」

 

 

ただ、おしゃれで素敵だというだけでなく、限られた空間をどう使うか考え抜かれているzumiさんのご自宅。コンパクトな家でも、工夫次第で、広々と快適に暮らせるのだと気づかせてくれます。

 

PROFILE  zumi(@s_gift_z)さん
家族4人暮らし。築2年半・3LDKの一戸建て。27坪の家で、心地よい暮らしを目指している。

取材・文/阿部祐子