健康的な生活を送る女性

今回は自宅で取り組める部位別の筋トレについて、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科・博士の久保孝史さんが紹介します。まずは、二の腕と肩に関するトレーニングについてみていきましょう。

一つの動作で多くの筋肉を刺激!

 実際のエクササイズについて説明する前に、「自宅」と「ジム」でのトレーニングの違いについて簡単に説明してくれました。

 

「ジムで器具を使ったトレーニングは、特定の部位を効率的に鍛えることができます。一方、自宅トレーニングの特徴は複数の筋肉を同時に動かすこと。これは、日常の動作に近いため普段の生活でも役立ちますし、一つの動作で多くの筋肉に刺激を与えることができます」

 

自宅でのトレーニングは、マシーンを使った運動に比べて大きな負荷がかかりにくいため、運動不足の方でも関節などを痛めるリスクを減らすことができるそうです。

 

アクションの回数や筋肉に負荷をかける方法を工夫すれば、自宅で難易度が高いトレーニングも可能。スペースもとらず、いつでも身ひとつでできるので、小さい子どもがいる家庭でも、継続しやすいはずです。