運動や食事制限でやせないとお悩みの人は必見! 血液やリンパの流れを改善してやせ体質へと変えていく「脂肪ほぐし」、今回は太もも・お尻編です。体の中でも、脂肪がつきやすい上に、やせにくいとされる手ごわい太ももやお尻。どのようにほぐせばいいの? 美容家の千波さんがレクチャーします。
「脂肪ほぐし」とは? 固太りの体を女性らしい“しなやか細BODY”へと変える千波さん考案のメソッド。筋肉の固くなっているところや、リンパ管のつまりやすい場所をしっかりほぐすことで、血液やリンパの流れを改善させたり、体の可動域を増やして脂肪を燃えやすくしていきます。「ボディラインが整う」「むくみがとれてスッキリ」という実践者が続出中!
3日間で“ふともものライン”がスッキリ!?
太ももやお尻は脂肪がつきやすいうえに、冷えやすく脂肪が燃えにくい厄介な部位。強い力でしっかりほぐしていきましょう。大きな部位なので、手でほぐすのが大変なときは「カッサプレート」などのアイテムを使っても。
はじめは固くてつかみづらいかもしれませんが、続けていけば次第にほぐれていきます。私のレッスンの講習生の中には3日間で太もものラインがスッキリしてきたという報告も。同じポーズで写真を撮ると、変化がわかりやすいので是非やってみてください。
太ももほぐしで太見えする“外ハリ脚”から脱却!
太ももは、立ったり座ったりと普段の生活でハリを感じやすく、血管やリンパ管が少ないために老廃物もたまりやすい厄介な部位です。特に外側は脂肪がつきやすく、外ハリ脚で悩む人も多いはず。入念にほぐしていきましょう。
STEP1:筋肉&脂肪はがし
床に座り、筋肉と脂肪を骨からはがすようなイメージで太もも全体を両手でギュッと強めにつかんで離します。指と手のひらを使って強めにほぐしましょう。内側・前側・外側をそれぞれ左右10回が目安です。
STEP2:前太もも流し
床に座り、両手の親指の腹を使って、ひざ上から太ももの付け根に向かって強く押し流します。太ももの前面を左右各7〜8か所くらいに分けて、ひざの内側から外側へ指の位置を変えていきましょう。
STEP3:こぶしでもも裏流し
床に座って片方の脚を後ろに伸ばし、こぶしの関節を使って、ひざ裏から脚の付け根に向かってももの裏を強く押し流します。左右・各10回。
STEP4:脂肪の溜まり場・大転子ほぐし
大転子(脚の付け根の外側部分)の周辺を、こぶしの関節を使って上下にほぐします。特に血管やリンパ管が少なく脂肪がたまりやすいので強く入念に。左右・各10回。