「人との時間」と「ひとりの時間」を使い分ける
人と話さないことで起こり得る、心への悪影響についてお話ししましたが、ここからはその反対、「一人でいること」の心理的メリットを確認していきましょう。 一人でいる時間は、次のような行動をするために、とても必要な時間といえます。 ●自分自身の考えをまとめる
●仕事や作業を集中して行う
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さらに、ひとりの時間にしかできないこともたくさんあります。 例えば私自身の場合、良いアイデアは一人の時間に浮かんでくることが多いし、記事の執筆も一人の時の方がスピードも早く集中力も抜群にあると感じています。 人と関わる時間と同じくらい、ひとりの時間も大切な時間なもの。人は、仕事や自分のやりたいことがうまく進まない時も、ストレスを感じます。 だからこそ、「ひとりの時間」と「人と関わる時間」をうまく使い分け、ストレスを軽減する必要があるのです。
誰かと関わることで、人は生きている意味を感じ、初めて人間的な生活ができます。何気ない会話をしたり、誰かと共有できる時間を楽しんだりすることは、人生においてとても大切な時間となることでしょう。 しかし反対に、それと同じくらい一人の時間も大切で意義のあるものだと思います。人と関わる時間と一人の時間はどちらが良い悪いではなく、どちらの時間も自分の心に与えるメリットや役割が違います。 その二つを使い分け、心のバランスを保つことが大事です。
文:nana