昼寝時間は20~30分以内が効果的

 

昼寝が効果的といっても、むやみに昼寝するのは逆効果。 目覚めてすぐに眠気やだるさを感じることを「睡眠慣性」といいますが、昼寝後に睡眠慣性が生じると、午後のパフォーマンスが低下します。 また日中に深く眠ってしまうと、睡眠ー覚醒リズムが乱れ、夜の眠りが妨げられます。

 

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睡眠の深さは、浅い睡眠である「レム睡眠」、深い睡眠である「ノンレム睡眠」にわけられますが、じつはレム睡眠のなかにも深さの段階があります。 かなり浅い睡眠である「ステージ1」に始まり、浅い睡眠の「ステージ2」へ、そして寝始めて30分ほどで、少し深い睡眠であるステージ34の「徐波睡眠」に入ります。 昼寝で効率を上げるには、徐波睡眠の手前で目覚めるのがコツ。そのため睡眠医学でも「昼寝は2030分以内にとどめるのがよい」というコンセンサスが得られています。