頑張れるのは「孤立するママがひとりでも減り、ラクなってほしい」から

20171024-4

今年6月にご三男を出産した西室さん。自営業の西室さんは、育児休暇どころか子ども3人が赤ちゃんの頃から、子どもと一緒に、呉服店とカフェの両方で働いていました。もちろん現在も、ご三男の世話をしながら、バリバリ仕事を両立しています。イクメンのご主人もそんな奥様を全面的にバックアップ。子育てと育児を明るく頑張る西室ファミリーは地元の子育て推進活動のポスターモデルに起用された事もありました。(写真が現在市内で掲載されているポスターです)

 

「毎日4人の子供相手に生活に追われてバタバタだけど、カフェ開店時には小さかった長男(6歳)、次男(5歳)は手が離れてきたし、長女(1歳)と三男(0歳)が加わったことで新たな視点が生まれ、いろんなアイデアがわくようになった」と、いつも前向きな西室さん。ママ子どもを取り巻く社会環境もだいぶ改善され、地元の街にもダットッチのようにキッズスペースを備えた飲食店も増えてきました。「喜ばしいことだけど、同時に競合店が増えたということなので大変です(笑)」。 今後は、定期的に開催している『ミニコンサート』『お菓子やクラフト等のワークショップ』『ひるねアート撮影会』などのワークショップだけでなく、呉服店の嫁として、日本の伝統や文化を子供達に伝えていくワークショップなど、このお店でしかできないことを考えていきたいと話します。「もうひとつ。転居してきたママや平日働いているママが気軽に交流できる場やイベントを提供したいと思っています。地元には起業しているママが多いので、連携して更に新しい分野へ踏み出していきたいですね」