「チューブ発声法」で声の老化をストップ

声の老化を防ぐ方法は他にも多く存在します。以前放送された『美と若さの新常識~カラダのヒミツ~』(NHK BSプレミアム)では、「声のアンチエイジング」と題して老化を防ぐストレッチを紹介していました。ストローを使った声のストレッチ「チューブ発声法」を見ていきましょう。

 

最初は「声を長く出すための訓練」から。口にストローを咥えたまま、5秒以上「ウー」と声を出し続けます。5秒以上を声を出し続けたら、次は「高い声を出すための訓練」へ移行。ストローを咥えて、高い声と低い声を出してください。2つの訓練を1日にそれぞれ50回ずつ行うのが目安です。

 

番組では年齢の異なる女性3人が、2週間の期間「チューブ発声法」を実践。すると全員、声が出る長さと出る音の範囲が改善しました。中には1オクターブも高い音が出せるようになった女性もいます。1日に50回も行うのは少しハードですが、劇的に改善するなら続けたいところですね。

 

見た目とは違って、明確な改善方法があまり広まっていない老け声。声が老けていくのはしょうがないと諦めるのは、まだ早いかもしれませんよ。

 

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文/河井奈津