足のつりをおさめるには?

 

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足のつりはほとんどが一時的なもので時間が経てば自然に改善しますが、できれば痛みは早くなくなってほしいもの。

そんなときにやって見ていただきたいのが、次の3つの対処法です。

 

いるとき

つっている方の足をできるだけ動かさないようにし、ふくらはぎを伸ばしたまま両手でつま先をつかむ。そして、足首をすねの方に向けて、ゆっくり引き上げるように伸ばす。

 

座っているとき

つった方の足を立膝にして、ふくらはぎを伸ばしたまま、両手でつま先とかかとを持つ。そのままゆっくりと、前方に体重をかけてふくらはぎを伸ばす。

 

立っているとき

近くの壁に両手をつき、ゆっくりと体重を壁にかける。つった方の足とアキレス腱を引き伸ばすイメージで、ふくらはぎをゆっくり伸ばす

 

引用:日本医師会健康プラザ「こむらがえり―足がつった時の対処法―」

 

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足のつりを起こさない生活習慣

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足のつりは生理的な現象で、たまに起こる分には全く問題ありませんが、痛いのでできれば避けいものです。日ごろから次のような対策を心がけましょう。

 

●運動した後や汗をかいた後は、電解質が含まれた水分をたっぷり摂る
ハイヒールなど、足に負担がかかる靴を長時間着用しない
●長時間の立ち仕事中には適度な休憩を入れる
●就寝中はズボンを着用して足の冷えを防ぐ
●適度な運動習慣や規則正しい生活を送る
●運動前や入浴後にはストレッチを行う

 

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繰り返す足のつりに要注意!

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電解質バランスの乱れや血行不良、過度な運動などの原因が多い足のつりですが、何度も繰り返し起こるときは病気が原因のこともあります。

考えられる例としては、下記があります。

●足の血管に異常が生じる
下肢静脈瘤
●電解質バランスの乱れを引き起こす甲状腺機能低下症
●神経障害を引き起こす糖尿病椎間板ヘルニア

予防対策を行ってもつりやすかったり、はっきりした原因がないときは、これらの病気の可能性も。

その場合は軽く考えず、一度整形外科や内科などで相談することをお勧めします。

 

文:成田亜希子