のどの乾燥だけでなく、風邪にかかりやすく、さらにはいびきや睡眠時無呼吸症候群の原因になってしまうこともある「口呼吸」。「普段、口が閉じているから大丈夫」という人でも、起きたときに口の中やのどがカラカラなら要注意です。口呼吸から「鼻呼吸」に変えていく方法をご紹介します。

 

「口呼吸かも?」チェックポイント

 

人は通常、起きているときも寝ているときも、鼻呼吸で過ごすのが基本です。 しかしアレルギーで鼻が詰まりやすかったり、扁桃腺やアデノイドが大きく鼻の通りが悪かったりすると、口呼吸になります。 このような症状で子どもの頃に口呼吸が続くと、大人になっても口呼吸で過ごすようになってしまいます。 口の中が乾きやすい、唇が荒れやすい、頻回に水を摂る、といった症状がある場合には「口呼吸」の可能性があります。

 

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もうひとつのチェックポイントは「舌の位置」…あなたの舌は普段、口の中のどの位置にありますか? 通常であれば、舌の先は上の歯茎の内側にくっついています。 もし、下の歯茎の内側についている場合には要注意。口呼吸の可能性が高いといえるでしょう。

 

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