睡眠の質を落とす「4つのNG」はコレ!
1.寝酒
外来で対応していると、「お酒を飲むとよく寝られる」「眠れないから寝酒を一杯…」という人をよく見かけます。 飲酒をした直後は、たしかに寝つきが若干よくなるかもしれませんが、睡眠の質という点から見るとNG。 アルコールが入った状態で眠りに入ると、深い睡眠の量を減らしてしまうのです。 途中で起きてしまう「中途覚醒」や、早く起きてしまう「早朝覚醒」などを起こし、睡眠の質を確実に下げてしまいます。
2.タイミングの悪い入浴
手足を触って普段より温かければ眠たいサイン…これは赤ちゃんに限ったことではありません。 人は眠っているときには深部体温がさがり、皮膚の温度が上がっています。眠りに入るときに手足から熱を発散し、深部体温を下げることで眠りの準備をしているのです。 急激に深部体温が下がるのと同時に眠りにつくと、スムーズに眠りに入ることができます。そのため、入浴は早すぎても遅すぎてもNG。 眠りにつく「90分前に15分程度」湯船に浸かることで、効率よく深部体温を上げると、深部体温が下がるタイミングで入眠に入ることができます。