主食・主菜・副菜の献立作り
一汁三菜のほか、「主食・主菜・副菜」から考えても、献立が立てやすくなるかもしれません。
主食:ご飯・パン・麺類などの炭水化物
主菜:肉・魚・卵・大豆製品などのたんぱく質
副菜:野菜類・いも類・キノコ類・海藻類などのビタミン・ミネラル
食事全体で、主食・主菜・副菜が揃っていれば、必ずしも「一汁三菜」を数で揃える必要はありません。 たとえば鍋ものであれば、主菜と副菜がセットになっていて、かつ副菜の要素もたっぷり揃っています。ここに炭水化物であるお米を加えれば、自然と食事バランスが整うというわけです。
「食事バランスガイド」を知っていますか?
みなさんは、農林水産省が策定した「食事バランスガイド」をご存知ですか? 1日に、なにを、どれだけ食べたらいいかが、わかりやすくイラストで示されています。 「五大栄養素」と「主食・主菜・副菜」の役割を理解すれば、食事バランスガイドでバランスをチェックすることができるはず。取り入れ方を押さえれば、バランスの良い食事を作ることはそう難しくありません。 慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、考え方を身につけてしまえば、献立を考える際にきっと役立つはずですよ。
<参考>農林水産省「食事バランスガイド」
文:藤井ゆき菜