よくある「漢方薬の誤ったイメージ」


 

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天然物由来の生薬を組み合わせて作られる漢方薬は、多くの方は「煎じ薬」と言われるお茶のようなものをイメージされるかもしれません。 もちろん煎じ薬もありますが、現在では濃縮・乾燥させた「エキス顆粒剤」や「錠剤」も多くなっています。 また、慢性的な症状に用いるというイメージも根強いですが、風邪の初期や花粉症などに効果的なものもあり、長期間の服用はしないものも多くあります。 また漢方薬は「各人の体の状態」に応じて正しく選ぶことで効果が得られるため、同じ症状で同じ漢方薬を使った場合も、効く人と効かない人が出てきます。 市販の漢方薬では「体力中等度以下」「体力虚弱」など、「体力の程度」の目安が必ず記載されていますので、選ぶときに確認してください。