〇世帯年収500万円のケース

未就学児をかかえた3人世帯の、平均に近い年収です。子どもの入学前に家を持ちたい、2人目を考えたいと考えた場合、どれくらい貯金ができるのでしょうか 年収500万円の場合、社会保険料を除いた手取り金額は約387万円。月収(手取り)は25万円、ボーナス87万円というところでしょうか。 では、家計をシミュレーションしてみましょう。 食費 40,000円   


住居費 62,000円 


水道・光熱費 15,000円  


日用品 5,000円


衣類代 10,000円


医療費 3,000円


交通・通信費 20,000円


教育費 10,000円  


交際・娯楽費 10,000円


こづかい 25,000円


保険料・その他 20,000円


貯金 30,000円 余裕がたっぷりあるわけではありませんが、日々節約に励んで生活をしなくても大丈夫そうです。貯金をする余裕も生まれました。いざという時の保険にも入れるでしょう。ボーナスもあるので、旅行や記念日のちょっと豪華な外食という余裕もありそうですね。 しかし、年収360万円未満相当の世帯までに適応される、給食の副食費免除はありません。厚生労働省が調査した2018年3月時点の副食費平均(回答した約630施設の平均)は、4,720円。このように、年収が増えるとともにかかるお金もあります。 持ち家購入や車の買い替え、小学校受験、2人目などを考えるならば、どこかを切り詰めなければなりません。年収300万円のくらしに比べるとゆとりは感じられますが、子どもの成長とともに増える出費への備えをしておくことがおすすめです。