1日300字でも、1年経てば長編小説になる

── 今もなお、長編小説に挑まれているのですね。

 

志茂田さん:現在は月に1回ほど取材を受け、エッセイを2本執筆しています。それ以外の時間は、SNSでの発信や小説の執筆に充てています。もちろん、小説を書くスピードは以前よりずいぶん落ちました。でも、たとえ1日300字しか書けなくても、毎日書き続ければ1年で長編小説が完成するでしょ?だから焦らなくていい。今の僕にとって、長編小説を書き上げることが大きな「夢」であり、生きがいです。夢があるから前を向ける。それだけで十分に幸せなんです。

 

── 今の状況を「楽しんでいる」ようにも見えます。

 

志茂田さん:そうですね。老いることも含めて、人生にはいろんなステージがあります。新しいステージに立つたびに、新しい人生が始まる。まさに今、そんなうきうきした気持ちでいるんです。要介護5のハンデを乗り越えて書き続けていると思うと、やはり楽しい。

 

この先どうなるかはわかりませんが、夢を持って生き続けていられる「今」に感謝をしています。