関節リウマチを患い、2024年に要介護5の認定を受けた作家の志茂田景樹さん。1日に椅子に座っていられる時間はわずか6時間。トイレに30分を要し、着替えも入浴も、すべて他人の手を借りる毎日です。それでも志茂田さんは「失望はしていない」と笑い飛ばします。世間で「老害」という言葉が飛び交うなか、若い世代に好かれようとせず、あえてみずからを「なれの果て」と称して這い上がり続ける。どん底を知り尽くした表現者が語る、死ぬまで「自分」を諦めない極意とは。