理事になって住人との交流が増えた
── 同じマンションに住む人であっても、顔も名前も知らないことが当たり前になっています。そんな世の中の流れに反し、理事の仕事は住人とのつながりを持つ機会になるのではないでしょうか?
板倉さん:そうですね。定期的に開かれる理事会で顔を合わせ、活動をやりながら、同じ理事とは自然と交流が深まっていきました。気の合った人とはマンション以外の話もするような仲になりましたね。

── 理事以外の住人との交流はどうですか?
板倉さん:賃貸に比べて分譲のほうが住人の方との距離は近いように感じますし、理事をやって皆さんに顔を知られてからは、さらに距離が近くなったような気がします。実際、住人の方とは会えば挨拶し、ちょっとした会話を交わすなど、良好な関係です。タレントという目で見るのではなく、ふつうに接してもらえるのでありがたいですね。
最初のころはちびっこたちもたくさんいたので、仲よくなってよくおしゃべりするようになりました。僕が車で帰ってきたとき、飛び跳ねて手を振ってくれた子もいましたしね。そんなちびっこたちがだんだん大きくなっていくのを見て、親みたいに「成長したなぁ」と思ったりするんです。自分の時間だけが止まっているかのような虚無感と共に(笑)。分譲マンションに住む人たちは運命共同体。理事をやるとそれを強く実感できるのも、いいところなのかもしれません。