仕事復帰後の変化

── お子さんは現在、15歳、9歳、6歳になられて、子育てへの向き合い方は変わりましたか。

 

大沢さん:今は上のお姉ちゃんは15歳で自分のことはできますし、むしろ自分の世界に入ってこないでという時期でもありますね。真ん中のお兄ちゃんはめんどう見がよく、下の子と一緒に遊んでくれて助かっています。子育てに関してはだいぶ手が離れて楽になったと感じて、楽しめていると思うことが増えました。それは、経験を重ねて、いい意味で手を抜いたり、力を抜いたりする場面がわかってきたのが大きいと思います。

 

大沢あかねさん
透明感すごい!ツヤツヤお肌が美しい大沢あかねさん 

── お休みを経て仕事に復帰してから、心境の変化はありましたか。

 

大沢さん:私はもともと完璧主義なところがあって、あれもこれもしっかりやりたいとか、失敗したことをずっと考えすぎてしまうところがあったんです。

 

仕事でしくじったなと思ったら、家に帰ってもそれを引きずって、子どもの話が入ってこないこともありました。でも、3人目を産んで仕事に復帰してから、そんなことを考え続けている自分がめんどうになってきちゃったんです。時間がないので、悩んでいる暇がないといいますか。考えている過程も大事だけれど、その時間はもったいない。「まず答えからください」というような感じで、ある意味でめんどくさい人になってきたかもしれません(笑)。でも、思い悩むことがなくなったのは、いい意味での変化だと思います。

暗黙の了解で「家事の分担は決めず」

── 現在は、どのように家庭と仕事を両立していますか。

 

大沢さん:朝は6時半に起きて、水筒など子どもの用意と朝ごはんの支度をして、送り出す準備をします。パパが朝食を作ることもありますね。私はそこからスキンケアをして、家事を片づけてから仕事に向かいます。仕事の終わり時間は現場によってまちまちです。

 

17時〜18時に仕事を終えて家に帰れるときはそこから夕飯を作りますし、パパが作ってくれていることもあります。ご飯と味噌汁だけ用意して、スーパーでお総菜を買ってくる日もありますし、店屋物をとる日も。日によってバラバラです。なんでも手作りで!と思うとしんどくなってしまうので、あまり無理をしないようにしています。

 

── 家事を夫婦で分担しているんですか。

 

大沢さん:うちはまったく分担していなくて、夫婦でどちらもできるようにしているといいますか、実際は「どちらかがやらなきゃ回らない」という感じです。誰がこれをすると決めていなくても、「わかってるよね」と、暗黙の了解といいますか、お互いに率先してやっていますね。

 

── 小さいころから多方面で活躍されてきました。40代の今後の目標はありますか。

 

大沢さん:バラエティに関しては10代からいろいろと経験させてもらってきたのですが、お芝居に関してはバラエティほどではなかったので、子どもの手が離れてきたこれからしっかりと向き合ってみたいですね。これまでの私は「きれい売りじゃないし」と思って、事務所の社長にも昔、「私は女優って方向じゃないと思います」って自分で言ってしまっていたんです。でも、美容を始めたことでポジティブな気持ちになれているので、ジャンル問わず、いろんなことにチャレンジできたらいいですね。

 

取材・文:内橋明日香 撮影:矢島泰輔