自分の顔を見てショック「変わりたい」
── その後、美魔女コンテストに出場されました。何かきっかけはあったのですか。
金子さん:しばらく専業主婦で子育てに専念していたのですが、30代半ばに差し掛かったときに、自分の顔のたるみやシワがふと気になって、「こんなに老けていたかな」とショックを受けたことがありました。「このままではいけない、変わりたい」と思って始めたのがInstagramでした。もともと好きだったファッションの投稿などをしていくうちに、自分の意見に自信を持って発信できていないことに気がつきました。また、私が感じていた年齢を重ねることで起きる見た目やファッションの悩みは、多くの同世代の女性が共通で抱いているものだということもわかりました。
ちょうどそのころ、美魔女コンテストの募集を目にして。外見の美しさだけではなく、さまざまな人生経験を積んでいる方が出られていることに感化されました。これまで、学生で結婚、出産したことは近しい友人には話していましたけど、基本的には聞かなければ言わないでおこうと思って過ごしてきました。でも、もしかしたら私のこの経験が、「誰かの役に立つかもしれない」と思って、思いきって応募することにしたんです。

── ファイナリストに選出され、特別賞を受賞されました。どんな心境の変化がありましたか。
金子さん:下の子が小学4年生の、少し手が離れてきたと感じた36歳のタイミングで応募したのですが、周りは40代、50代の方が多く、みなさん本当にかっこいいんです。外見の美しさはもちろん、内面も本当に素晴らしくて。こういう年齢の重ね方をしたいと思いました。
それまでお肌は強いほうだと思っていて、スキンケアも夫がドラッグストアから買ってきたメンズ用のものを使うなど適当に済ませていたのですが、コンテストに出てから美容の勉強を始めました。外見に変化があると、内面も変わっていくのがわかって、だんだん自信がついていったことは大きな変化でした。
専業主婦だったときは、子どもの送り迎えや習い事、ママ友など子どもを中心とした交友関係でしたが、コンテストに挑戦したことでいろいろな出会いがありました。今は美容やファッション誌のほか、Instagramを中心に活動させてもらっています。友人と「おばフェス」というグループを組んでダンスリールなどを作っているのですが、同世代の女性から共感のコメントをいただけるのはうれしいです。