娘とのおやつ作りが息抜きに
── 家事も育児も夫婦でされているとのことでしたが、忙しい日々のなかでお子さんと向き合う時間はどう作っているのですか。
野波さん:先日、韓国で行われた釜山国際映画祭に出席した際は、夫と娘も一緒に韓国に行きました。私が集中できなくなってしまうので、舞台以外で娘たちが私の仕事ぶりを見ることはほとんどありません。今回も私の仕事の間は、家族は別行動で、仕事が終わってから合流して一緒に食事やショッピングを楽しみました。

普段は、子どもと一緒におやつを作るのが私にとっての息抜きになっています。今、干し芋作りにハマっていて。学校から帰ってきてから習い事までの隙間時間などに作るのですが、一度さつまいもをお鍋で蒸して、スライスしてからオーブンでじっくり焼きます。子どもと一緒におやつを作っている時間は目の前にいる子どものこと以外は何も考えないので、自然と私のリフレッシュにもなっていて。娘たちが料理を好きになるきっかけになってくれたらうれしいですね。
── 小学生の娘さんと作るおやつが干し芋とは、意識高くてさすがです。
野波さん:いえいえ、全部なんて無理ですよ。食べ物はなんでもオーガニックでとか、あまり極端にはしないようにしています。