子どもに伝える「お金の大切さ」

MALIA.
会社を起業して15年目のお祝いに

── お金に関していい時代も大変だった時代も経験してきたMALIA.さんですが、お子さんたちにもお金の大切さを伝えているとか。

 

MALIA.さん:お金は生きていくうえでとても大切なことなのに、学校ではほとんど教えてくれないから、自分で学ぶしかないんです。子どもたちには私のような苦労は味わってほしくないので、お金についていろいろ教えたり、経験させたりしています。長男は高校入学時にJリーグのセレッソ大阪U-18に加入して家を出ましたが、給料が発生するので、納税について教えたし、給料からどれくらい貯蓄したらいいかなどをアドバイスしました。

 

── 2022年には三男の教育を考えて、母子でドバイに移住しました。勉強や生活スタイルはもちろん、お金の教育についても学べていますか?

 

MALIA.さん:ドバイのお金に関してはまだ勉強中ですが、自分の勉強も含めて子どもに伝えていきたいと思います。また、ドバイではお金の教育はもちろん、三男が通う学校にはさまざまな国籍の子どもたちがいるんですね。子どものうちからいろいろな言語や文化を学んでほしいですし、幅広い視野でものごとを考えられるようになったらいいなと思っています。

 

私の生活にもあっていて、日本とドバイの時差は5時間(日本が5時間早い)なので、子どもが登校したら午後を迎える日本のスタッフとミーティングをしています。午前中は日本のスタッフたちと仕事をして、日本が退社を迎える時間に私もお迎えの時間になるので、そこから子育てに集中しています。

 

父が暮らすパキスタンまで飛行機で1時間半の距離なので親戚にも会いやすくなったし、三男の学校帰りに砂漠によることもあります。満月の日の砂漠はすごく綺麗で、毎月見にいきますね。今となってはドバイに移住してとてもよかったと思っています。