片づけ始めたらコップだけで71個もあった
── 片づけはどこから手をつけたのでしょうか？
ゆんさん：キッチンから始めました。汚れていたキッチンがだんだんきれいになっていくと、ほかのところも片づけたくなって。食品庫や食器棚のものを減らしていきました。数えてみたら、食器はコップだけで71個、お皿は63枚もあったんです。
── 4人家族で、ですよね…！
ゆんさん：もともと食器が好きで集めていたのもあるんですが、子どもに割られてもいいようにと100円均一で買った食器や、引き出物でもらった食器が増えていたんです。
食器を減らすために、棚の中からとにかく全部出して、必要なもの、処分するものに分けていきました。インスタグラムのフォロワーさんからは一部ずつ出していったほうがいいというアドバイスをもらったんですが、あるものを全部出してから「今日の子どものお迎えまでに絶対にここを片づけないと！」と思う方がやる気が出て、私には合っていました。まあ、たまに間に合わずに上の子のお迎えの時間になって、カオスな状態のままということもありましたが（笑）。
── 全部出すと物量がひと目でわかっていいですね。
ゆんさん：はい。全部出すことで、収納に収まる量しか持たないというルールも決められました。たとえば、服はクローゼットにハンガーでかけられるだけとか、カバンはこのケースからあふれるなら手ばなすとか、片づけながらスペースに合った量を決めていきました。
── ほかに決めたルールがあれば教えてください。
ゆんさん：ものを手ばなす際には「いつか使うかも」と考えるのをやめるようにしました。最初はもったいなくて難しかったんですが、不用品を売って、本当に必要なものができたときにすぐ購入できるようにしようと決めたら、スッと手ばなせるようになりました。
収納グッズを新たに買うことも禁止しました。今まで収納を買うと、そのぶんものを増やしてしまっていたので…。散らかり防止のために、ものの定位置も決め、夫と共有しました。
