食事は糖質を抑える工夫を

── 具体的にどんなことに気を配っていましたか?

 

megumiさん:食事では糖質を抑えて野菜を多めに摂るように心がけました。特に変えたのは朝ご飯。それまでは食パンとウィンナーが定番だったんです。でも腹持ちがよくなくて、お昼までに間食が多くなっていました。それで腹持ちを重視して、オートミールに変えたんです。

 

オートミールは、オーツ麦をシリアル状にしたもので、すごくアレンジが効くんです。ネットでレシピを検索していろいろ試しました。たとえば、お米の代わりにして、納豆、メカブ、生卵を入れてどんぶり風にしたり、トマトジュースと一緒にレンジにかけてトマトリゾット風にしたりしました。

 

── おいしそうです!

 

megumiさん:お昼は会社にお弁当を持って行くことがほとんどだったので、オートミールをおにぎりにしたり、どんぶり風にしたりアレンジしていました。周りに気をつかわせるのが嫌で職場ではダイエットをしていることは言っていなかったので、パッと見でダイエットメニューだとわからないように工夫をしていました。

 

天津飯風にアレンジしたオートミール弁当

── 夕飯はどうしていましたか?

 

megumiさん:実家暮らしで母が作り置きをしていたので、私は必要なぶんだけおかずを取る方式、かっこよく言えばビュッフェスタイルでした(笑)。炭水化物はできるだけ食べないようにして、鶏むね肉や野菜、納豆、キムチなどをよく食べていました。太っていたころは夕飯後のアイスが定番だったんですが、デザートをいきなりゼロにしてしまうのはつらかったので、アイスをプレーンヨーグルトに変えました。

 

また、仕事終わりに友達との食事や飲み会があるときは普通に参加していました。その予定に向けて集中して体重を落として、当日はチートデイみたいな感じで食事を楽しんでいました。

1日3回の体重測定が継続のカギになった

── メリハリをつけていたんですね。運動面はいかがでしょうか?

 

megumiさん:ダイエットを始めたころは、地域の体育館のトレーニングスペースに通っていました。平日は退社後一度帰宅して夕飯を食べ、それから体育館でランニングマシンやエアロバイクで1時間ほど運動していましたね。コロナ禍ではエアロバイクを購入し、自宅でドラマなどを見ながら継続しました。今は、無人型ジムにまた通い始めました。月額料金を払うので、頑張って通おうって気持ちになります(笑)。

 

運動は一定のノルマを決めてしまうと、達成できないときに嫌になって続かなくなるので、その日の気分で時間や距離を決めていました。

 

── ほかにダイエットで実践していたことはありますか?

 

megumiさん:これは今もやっているんですが、体重を1日に3回測っています。朝起きてお手洗いを済ませてから1回、そして会社から帰宅して夕飯前に1回、それから夕飯後運動して、お風呂に入る前にもう1回測定しています。

 

── 3回の測定ではどういったところを見ているんでしょうか?

 

megumiさん:朝の体重はその日の基準の体重として、毎日アプリに記録してインスタにアップしています。2回目の体重が特に大事で、お昼を食べ過ぎた日や休みの日は数字が増えるんです。増えたら、その後の運動を多めにしようという目安にしています。3回目は、夕食と運動でどれだけ変動があったかを見ています。

 

使っている体組成計がアプリと連動していて、体重を自動で記録してグラフにしてくれるんですね。最初はそのグラフがまったく動かなかったんですが、だんだんと右下がりになるとダイエットもおもしろくなっていきました。

 

── 目に見える変化があるとやる気が出ますね。インスタグラムではダイエットを始めたころから現在まで、その体重の記録をアップしていらっしゃいますね。

 

megumiさん:最近、ちょっと体重が増えてしまったんですけど、逆にそれもありのままでいいかなとアップを続けています。

 

もともとインスタを始めたのは、ダイエットを第三者に監視してもらおうっていうところからなんです。毎日体重や食事を載せたら、見られている意識が出て続けられるんじゃないかと思って。ダイエットを始めたころからずっと応援してくださっている方やコメントをくださる方もいて、みなさん優しくてありがたいなと思っています。顔は知らないけれど、仲間という意識です。