大会での優勝も「恩人の言葉」を忘れず活動
──『元祖!大食い王決定戦』は3年連続で出場し、2015年に念願の初優勝を果たします。
もえあずさん:「優勝・もえのあずき!」と言われたとき、「これで売れる!」とバーッと未来がひらけていく感じがしました。やっぱり優勝すると、2位、3位のときに比べて注目度がまったく違うんです。人生が変わると確信しました。大会中は、赤阪さんとのツーショットを待ち受けにしていました。本番前もその写真を見て「よしっ、赤阪さんがいるから大丈夫」と、心の支えにしていたんです。私が優勝した瞬間を赤阪さんはテレビで見てくださっていて、「見てたよ!すごかったね!」と連絡してくれました。
── 優勝したとき、大食いアイドルとしてのもえあずさんを見出したつんく♂さんからは、アドバイスなどありましたか?
もえあずさん:「これから仕事がいろいろ増えると思うけど、歌はちゃんと続けなさい。本業であるアイドルの仕事を大切にしてこそ、どんなときも輝けるよ」と、言っていただきました。それを聞いて、「大食いで注目されても、アイドルであることを忘れてはいけない」と思いました。その言葉を胸に、いまも歌い続けています。つんく♂さんや赤阪さんなど、ずっと見守ってくださる、かっこいい大師匠がいるのは本当にありがたいです。この先も人とのご縁を大切にしていきたいです。