結局、どんな体型でも他人はいろいろ言うから

── ダイエット中、周りの皆さんの反応はいかがでしたか?
まりあんどAKさん:いろんな反応がありました。ダイエットの途中で「変わってきたね」「すごいね」と言って、サラダしか食べられない私に食事を合わせてくれる友達もいました。いちばん印象に残っているのは、ダイエットの途中で「あなたにダイエットは無理だよ」と言っていた友達です。でも50キロになってその子に会ってみると「本当に頑張ったんだ、すごいね」と褒めて結果を認めてくれて。うれしかったですね。
── ダイエットの様子やご自身の体型をSNSで発信されていますが、きっといろんな声があったと思います。
まりあんどAKさん:太っていたときは「太ってる」とか「デブ」とか傷つくような言葉を言われていました。でも、やせたらやせたで「病気じゃない?」とか「ちゃんと食べてる?」と言われるようになったんです。結局どんな体型でも人はいろいろ言ってくるから、それなら自分自身がいちばん心地よくて好きな姿でいるのがいいんじゃないかと思うようになりました。
カウンセラーさんに言われたことがもとになっていますが、太っていてもやせていても、身長が低くても高くても、ありのままの自分を受け入れて好きになることが大事だなって思うんです。「私は今のままでも素敵」という考えをベースにして、もっと素敵な自分に出会いたいなと思うのであれば、ダイエットしたりボディメイクするのがいちばんいい。体型で悩んでいる人も多いと思いますが「まず自分を愛してほしい。私たちみんなかわいいよ!」って声を大にして言いたいです。
── マイナス40キロという大きな目標を達成されたわけですが、今後叶えていきたいことはありますか?
まりあんどAKさん:私もまだまだ最高の自分に出会いたいですね。ダイエットの結果、お腹の皮が余ってしまったので、なるべく運動でなくしていきたいなと思っています。また4年くらいかかっちゃうかもしれないけれど、ビキニ姿をお披露目したいなっていう夢があります。あと、これまでいろんなダイエットを試したけど、やっぱり自分の体を大事にして健康にしてこそいちばん美しく見えると思うので、SNSでヘルシーでリバウンドしないダイエット方法をみんなにシェアしていきたいです。
PROFILE まりあんどAKさん
まりあんどえーけー。2021年、体重90キロのときに当時つき合っていた彼からの言葉をきっかけにダイエットを決意。約4年かけてマイナス40キロの減量に成功。現在、Instagramを中心にSNSでダイエットや着やせのテクニックについて発信している。
取材・文/阿部祐子 写真提供/まりあんどAK