「ごはんと旅は人をつなぐ。」をテーマに、おいしいごはんや素敵な旅を通じて、人と人を繋ぐ。そんな活動をしている料理家・ダーダこと山田英季さんによる、連載エッセイ。山田さんの「今これが食べたい」を、作っているときの熱量も一緒にお届けします。今回ご紹介いただくのは、春にピッタリな「アボカドたまごトースト」です。
#43 春のような華やかな色を食べる「アボカドたまごトースト」

春になって気温が上がると、街の中の植物が動き出すように、自然と体も、黄色や緑といった華やかで生き生きとした色を欲します。
今回は、そんな春にピッタリな、アボカドたまごトーストを紹介します。

まずはフライパンにベーコンと少しのオリーブオイルを入れ、弱火でじっくりと、カリカリになるまで焼きます。

手でちぎったゆで卵と塩、粗びき黒こしょう、マヨネーズをボウルに入れて、混ぜすぎないように気をつけながら、優しく混ぜます。

アボカドをフォークで潰し、トーストしたパンに乗せ、分量外の塩とオリーブオイルをかけます。アボカドは「森のバター」と言われるぐらいだから、バターは塗らなくても、とってもおいしい。
その上に卵、焼いたベーコン、スプラウトを乗せればできあがり。見た目も華やかだから、なんだか気分も上がります。
4月の台所三箇条
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バターの代わりはアボカド
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パンに合わせるベーコンはカリカリに
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春は見ためも華やかに
それでは、また。