皮を取った茎のみならず、固い皮も食べられる!

皮がスルスルとむける技を使うと調理の手間が省けるうえ、調理の幅も広がるそう!

 

「皮を取った茎は、食感が柔らかくなったので、つぼみ部分と一緒に同じ料理に使うことができますし、シンプルに茹でて食べるのもおすすめです」と、テツさん。

 

レンチンではがれた、一見食べにくそうな皮の部分も実は食べられるのだそう。

 

「『皮の部分は捨てるしかないの?』というお尋ねもよくあるのですが、もちろん食べることは可能です。筋があり固いので、食べやすく切ってきんぴらなどに調理するのがおすすめですよ」とテツさん。

 

素材の性質や食べ方を知ると、茎も余すところなく楽しめそうです。

 

PROFILE 野菜のプロ・青髪のテツさん

長年スーパーマーケットの青果部で勤めてきた経験を元に、SNSを通じて野菜や果物の知識を発信。ブログ「やさいのトリセツ」運営。著書『野菜売り場の歩き方』(サンマーク出版)、『スーパーのエキスパート店員が教える おいしい野菜まるみえ図鑑』(KADOKAWA)など。

取材・文/加藤文惠 画像提供/青髪のテツ