湯煎しながらつくるメレンゲがポイント

作り方は、とても簡単!

 

「材料を混ぜてチョコソースとスフレ生地をそれぞれ作り、予熱190℃、180℃のオーブンで7〜8分焼いたら完成です。型は、一般家庭にある約170ccのティーカップ(4個)を使えばOKです」

 

スフレの中に入れるチョコソースは、卵黄20g、バニラペースト2g、グラニュー糖10g、塩1g、生クリーム50gと牛乳50g。弱火でじっくり混ぜて、あらかじめ溶かしておいたチョコレートと火からおろしたソースを混ぜ、冷凍しておきます。

 

スフレ生地は、卵白180g、グラニュー糖100g、塩0.5gを湯せんしながら泡立ててメレンゲを作り、溶かしたチョコレート70g、カカオマス20g(お好みでチョコレート90gでも可)を入れます。

 

あとは、スフレ生地と冷凍して固まったチョコソースを順々に型に流し込むだけ。

 

型にはあらかじめ内側にまんべんなくバターを塗り、グラニュー糖適量を入れて転がし、バターにグラニュー糖がくっついた状態にしておきます。

 

スフレ生地をカップの半分ぐらいまで絞り入れ、そこにチョコソース1個分をのせ、さらにその上にスフレ生地を絞り入れて、予熱190℃、180℃のオーブンで7〜8分焼きます。

 

とろ〜りチョコソースがたまらない
とろ〜りチョコソースがたまらない

できあがってすぐが、まさに食べごろのスフレショコラ。「食べる時間に合わせてオーブンに入れ、完成したらぜひアツアツのうちに食べてください。ふわふわなスフレ生地の中からチョコレートソースがとろ〜りと出てきて、本当に美味しいです。バニラアイスを上にのせて食べたり、フランス紅茶と一緒に食べるのもおすすめです」と石川さん。

 

普段スイーツ作りをしない人でも簡単においしいスフレショコラが作れてしまう失敗なしのレシピ。今年のバレンタインに向けてぜひ試してみてくださいね。

 

PROFILE 石川マサヨシさん

株式会社ピエラピエール 代表取締役 シェフパティシエ。ホテルニューオータニなどを経て、独立。自身のYouTubeチャンネルが登録者数18万人の「ネット上の製菓学校」として人気。レシピ本『お店のような味が出せる 失敗なしのとびきりおいしいお菓子』(KADOKAWA)など。

取材・文/加藤文惠 画像提供/石川マサヨシ