2015年に結婚し、現在は2人の子どもの母である中野友加里さん。「子どもから常に『お腹すいた!』と言われるんです」と笑顔で語りますが、フィギュアスケート時代、フジテレビ時代とはまったく違った生活を過ごしているとか(全5回中の4回)。
メダルを取っていたら結婚しなかった
── 2015年に結婚。その後、2人のお子さんに恵まれて現在の生活はいかがですか?
中野さん:毎日にぎやかですね。「なんでこんなにたくさんしゃべるんだろう…!」っていうくらい、子どもたちはよくしゃべるし、毎日ドタバタしてるんですけど。これが家族にとっての幸せなんじゃないかなっていう。夫も子どもが大好きです。
── 旦那さんとは、フィギュアスケートを引退されて、フジテレビの会社員時代に知り合ったそうですね。
中野さん:私がオリンピックでメダルとか取ってたら、絶対結婚してなかったって言われました。多分、もっとプライドが高くなっていただろうって。初めて2人で会った日から、私の気の強さを感じていたみたいです(笑)。
── はじめから、あまり飾らなかったような?
中野さん:そこでいきなりしおらしくしても、と思いまして。後からバレることなので(笑)。でも、逆にそれが良かったって言ってました。
夫も気が強いんです。私が負けるくらい強いんです。だからこそ、夫婦でやっていけるんだと思います。夫からしたら、私の気が強く見えないみたいです。
寝てるときは可愛いと思うけど…
── 中野さんは、もともと計画通りに物事を進めたいタイプだと伺ったことがありますが、子育てに関してはいかがでしょうか?
中野さん:まったく思い通りに進まないです。まぁ、そうですよね。今日のインタビューも、子どもの支度に時間がかかっちゃって…時間ギリギリですみません。「今日に限ってなんでこんな遅いの?」みたいな。急いでるのに、どうして子どもってこんなところで寄り道しちゃうの?って。
── 予想外の行動もありますよね。
中野さん:いつも時間に追われてる感じです。洗濯ものも多いですし、ご飯も作らないといけないし、常に『お腹すいた!』って言われます。
── 日中は大忙しですね。
中野さん:寝てるときは可愛いなぁ…って思いますけど、日中はいつも慌ただしくて、余裕がなくなってしまいます。
加えて、わが家は子どもが2人とも、わりとドライな感じで。家族全員淡々としているというか。私がドライなせいかもしれません。
── 4歳と6歳だと、いろいろ話しかけてきそうな気もしますが、そういう感じでもなく…?
中野さん:もちろん「聞いて聞いて!」と寄ってくることもよくあります。そういうときもありつつ、ドライな面も感じつつですね。
ただ、子どもが話しかけてきたら、なるべく聞いてあげますが、時間に追われて余裕がないときも。その場合は「ちょっと兄妹2人でお話しして待ってて」っていうこともあります。