清楚でおとなしい、ごく普通の新入社員・北川みどりには、人には言えない悩みがありました。それは“香りに敏感すぎる”こと。小さな頃から香りに対する執着が強すぎて、ときには周りに引かれることも…。
「香りのことは忘れて、普通の社会人になるんだ」。そう願う彼女がひた隠しにしてきた“性癖”が、入社した会社のある人によって著しく感化され…!?
漫画家・anten-soraさんが描く、誰にも言えない淡い恋心を綴ったストーリーです。
尋常でなくいい香りがする先輩・花角さんが沈丁花の花を口にしているところを目撃したみどり。先輩の香りはそのせいなのか…気になって仕方がありません。そんな彼女が仕事帰りに向かったのは──。
第7話「もっと秘密を知りたい」衝動が抑えられない彼女が向かった先
花角さんのことをもっと知りたいと、真似をして沈丁花を手に取ろうとするみどり。その瞬間、花角さんが背後から現れて──。突然の出来事に言葉を失うのでした。
作/anten-sora